設備案内

洗浄乾燥機
洗浄機メーカートップシェアの株式会社クレオ社製の縦型タイプ洗浄乾燥機を2023年6月に新規導入
従来のコンテナーを伏せて流す伏せ型タイプの洗浄乾燥機と新規導入のコンテナやトレーを立てて流す縦型タイプの洗浄乾燥機の2種類の機械設置しコンテナのサイズや形状、汚れ具合等により使い分けが可能
新規導入の縦型タイプの洗浄乾燥機は、トレーの洗浄乾燥に最も適している機種で今までトレーの洗浄であきらめていたお困りのお客様、是非一度試し洗いをお勧め致します。

浸漬槽
浸け置き洗い用の浸漬槽を8台設置することにより、手洗い洗浄の処理能力を大幅に向上させることに成功しました。
汚れの種類や洗浄物の材質・用途にあわせて、適切な薬剤を使って浸漬することができます。
すべて蒸気で温めることが可能で、温度を上げる事で洗浄機の水圧では落ちない汚れもきれいにする事が出来ます。

超音波洗浄機
入り組んだ構造で通常の洗浄方法では奥に入り込んだ汚れが取れない製品については、こちらの超音波洗浄機が活躍しています。
アルカリ電解水を使用することで、通常の水を使うよりも洗剤の使用量が少なくて済み、環境にも優しい設計となっています。
洗浄するワークに対するダメージも通常よりも抑えることができます。

排水処理システム
工場内で洗浄に使われて汚れた排水は全てタンクに集められ、排水処理システムで汚泥ときれいな水に分離しています。
適切な凝集剤を選定し分離した汚泥を浮上させてかき出す事で、油と洗剤を含んで白濁した水が透き通った水へと浄化されます。
また分離された汚泥は脱水工程を経て、産業廃棄物として適切に処分しています。

洗濯機 / 乾燥機
50kgと100kgの洗濯機と、100kgの乾燥機が設置されています。
汚れの程度や製品の素材・種類に合わせてプログラムを設定しています。
株式会社クリタでは「油水加圧浮上分離システム」をいち早く導入しました。
汚水を汚泥と綺麗な水に分離させることで、排水基準を大幅にクリアした水を下水へと排水できる仕組みです。
分離された汚泥は、脱水工程を経て、きちんと産業廃棄物として処理されます。
これにより、水質分析の結果が飛躍的に向上、環境の保護にも一役買っております。
参考までに、水質検査の結果を付記しておきます。
計量対象 | 原水 | 処理水 | 下水道基準値 |
---|---|---|---|
BOD(mg/L) | 3000 | 18 | 600未満 |
SS(mg/L) | 660 | 4.2 | 600未満 |
n-Hex(鉱油類)(mg/L) | 1600 | <1 | 5 |
n-Hex(動植物油類)(mg/L) | 700 | 2.2 | 30 |